1947年のインドの首相は誰だったのか?
1947年8月15日、インドがイギリスから独立を果たした際に初代首相に就任したのは、ジャワーハルラール・ネルー(Jawaharlal Nehru)です。ネルーは1889年生まれの政治家で、インド国民会議派(インド国民大会党)の中心人物として、マハトマ・ガンディーとともにインド独立運動を主導してきました。
独立後、ネルーは1947年8月15日にインド初代首相に就任し、1964年5月27日に亡くなるまで約17年間にわたってその職を務めました。この長期にわたる在任期間の中で、彼は新生インドの国家像を形作る数々の政策を実施しています。
「近代インドの建設者」と呼ばれた理由
ネルーは民主主義、世俗主義、そして社会主義的な経済政策を基盤とした国家づくりを推進し、「近代インドの建設者(アーキテクト)」と称されています。主な業績としては以下が挙げられます。
- 憲法に基づく議会制民主主義の確立
- 宗教や言語に関わらない世俗主義(セキュラリズム)の推進
- 重工業化と5カ年計画による経済開発の導入
- IIT(インド工科大学)などの高等教育機関の整備
- 非同盟運動の提唱による独立自主の外交路線
また、ネルーの娘であるインディラ・ガンディーや孫のラジーブ・ガンディーも後に首相を務めており、いわゆる「ガンディー家」は独立後のインド政治において長きにわたり大きな影響力を保ってきました。
まとめ
1947年にインドが独立した当時の首相はジャワーハルラール・ネルーです。彼は1964年に死去するまで初代首相としてインドを牽引し、民主主義と世俗主義を軸とした近代国家の基礎を築いた人物として、今日でも高く評価されています。