アフリカの歴史

西アフリカの元イギリス植民地はどこ?主な国と歴史をわかりやすく解説

西アフリカには、かつてイギリスの植民地であった国が複数存在します。本記事では、代表的な4か国の歴史的背景と独立までの経緯をわかりやすくご紹介します。

西アフリカの主な元イギリス植民地

1. ガンビア(The Gambia)

ガンビア川沿いに細長く広がる小さな国です。18世紀後半からイギリスの影響下に入り、1965年に独立を果たしました。植民地時代は「ガンビア植民地・保護領」として統治されていました。

2. ガーナ(Ghana)

独立前は「ゴールドコースト(黄金海岸)」と呼ばれ、金やココアの産地として栄えました。1957年には、サブサハラ・アフリカで初めて宗主国イギリスから独立を達成した国となり、初代大統領クワメ・ンクルマの指導の下、アフリカ全体の脱植民地化運動の先駆けとなりました。

3. ナイジェリア(Nigeria)

現在アフリカ最大の人口を抱える国です。19世紀にイギリスの保護領となり、1914年に北部・南部保護領が統合されました。豊富な資源と農産物(カカオ、落花生など)を背景に発展し、1960年に独立しました。

4. シエラレオネ(Sierra Leone)

首都フリータウンは、18世紀末にイギリスによって解放奴隷の帰還地として設立された歴史を持ちます。1808年には王領植民地となり、1961年に独立を果たしました。

混同されやすい国との違い

西アフリカの国の中には、イギリス以外の宗主国を持つ例もあります。

  • ギニアビサウ: ポルトガルの植民地でした。
  • リベリア: アメリカ合衆国から帰還した解放奴隷によって建国された国で、イギリスの植民地ではありません。

まとめ

西アフリカにおけるイギリスの旧植民地としては、ガンビア、ガーナ、ナイジェリア、シエラレオネの4か国が代表例です。これらの国々は1950年代後半から1960年代にかけて相次いで独立し、現在も英語圏として共通の言語的・制度的なつながりを保っています。