アフリカの歴史

なぜ国際連盟は第一次世界大戦に関与しなかったのか?設立時期から解説

国際連盟は第一次世界大戦後に誕生した組織

国際連盟は、第一次世界大戦が終結した1919年に設立が決定され、翌1920年1月に正式に発足した国際機関です。つまり、第一次世界大戦が起きた当時にはまだ存在しておらず、開戦の原因となったことも、戦争の抑止や影響に関わったこともありません。

設立の経緯

国際連盟の構想は、アメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソンが提唱した「14か条の平和原則」に由来します。1919年のパリ講和会議において設立が合意され、ヴェルサイユ条約の一環として発足しました。ウィルソン自身はこの功績によりノーベル平和賞を受賞しています。

設立の目的

国際連盟は「二度と世界規模の戦争を起こさない」という理念のもと、以下の目的を掲げていました。

  • 集団安全保障による戦争の防止
  • 武力によらない外交交渉による紛争の解決
  • 軍備縮小の推進

まとめ

第一次世界大戦中に国際連盟が存在しなかったのは当然のことであり、「関与しなかった」のではなく「存在し得なかった」のです。むしろ同連盟は、この大戦の惨禍を教訓として生まれた組織であり、その役割は戦後の平和維持にこそありました。ただし、第二次世界大戦の勃発を防ぐことはできず、1946年に解散し、その役割は国際連合へと引き継がれました。