アジアの歴史

米国が最初の原子爆弾を投下したとき、何が起きたのか?広島で起こった出来事を解説

人類初の原子爆弾投下――その日、何が起きたのか

1945年8月6日、アメリカ軍は日本の広島市上空で世界初の原子爆弾を炸裂させました。この出来事は歴史を大きく変え、第二次世界大戦の終結につながることになりました。ここでは、当時実際に起こった主な出来事を順を追って解説します。

数百万度の巨大な火の玉が出現

爆発によって生じた巨大な火の玉は、中心温度が数百万度に達し、半径数キロメートル以内にあるあらゆるものを瞬時に蒸発させました。人間の想像を絶する高温が、一瞬にして街を飲み込んだのです。

衝撃波により推定約7万人が即死

爆発の衝撃波は瞬く間に市街地をなぎ払い、推定約7万人が即死しました。建物は広範囲にわたって倒壊・破壊され、負傷者も無数に出ました。

数日間燃え続けた火災旋風

爆発の強烈な熱は火災旋風(ファイアーストーム)を引き起こしました。炎は数日間燃え続け、すでに深刻な被害を受けていた街をさらに焼き尽くしていきました。

放射線による長期にわたる被害

爆弾から放出された大量の放射線は、爆発後も数週間、数か月にわたって病気や死亡の原因となり続けました。被爆者の健康被害は、その後何十年にもわたって続いたとされています。

日本の降伏と第二次世界大戦の終結

原子爆弾がもたらした壊滅的な被害は、日本の降伏を決定づけ、第二次世界大戦の終結へとつながりました。広島への原爆投下は、核兵器の持つ恐ろしい破壊力を世界に知らしめ、歴史における重大な転換点となったのです。