日本が韓国(当時の大韓帝国)を本格的に支配するようになったのは、1910年のことです。この年、日本と大韓帝国の間で「日韓併合条約」が締結され、韓国は正式に日本に併合されました。
韓国併合に至るまでの経緯
1910年の併合は突然起こったものではありません。それ以前の数十年にわたり、日本は段階的に朝鮮半島への政治的・経済的影響力を強めてきました。1894年〜95年の日清戦争、そして1904年〜05年の日露戦争での勝利により、日本は朝鮮半島における主導権を確立していきます。
特に1905年に締結された「乙未保護条約(第二次日韓協約)」では、大韓帝国の外交権が剥奪され、日本は韓国を事実上の保護国として支配下に置きました。こうした流れの中で、1910年8月29日、日韓併合条約の発効により韓国の併合が正式に行われたのです。
日本統治時代の始まり
この併合をもって、韓国における日本の植民地時代が公式に幕を開けました。総督府が設置され、政治・経済・社会のあらゆる分野において日本による統治が実施されることになります。
植民地支配の終焉
日本による韓国の植民地支配は、1945年に第二次世界大戦が終結するまで続きました。同年8月15日、日本の降伏により韓国は35年間に及ぶ日本の統治から解放され、その後、南北に分かたれた国家として新たな歴史の一歩を踏み出すこととなりました。