まず結論からお伝えすると、2009年にカナダの連邦総選挙は実施されていません。カナダの連邦選挙は2008年10月14日と2011年5月2日に開催されており、「2009年の選挙」というもの自体が存在しないためです。この質問の意図は、スティーヴン・ハーパー首相率いる保守党が少数与党として勝利した2008年の総選挙について尋ねているものと考えられます。
2008年カナダ連邦総選挙の結果
2008年10月14日に実施された総選挙では、スティーヴン・ハーパー党首率いるカナダ保守党が全308議席中143議席を獲得し、過半数こそ届かなかったものの第1党の座を守りました。これにより保守党は引き続き少数与党政権を運営することとなりました。
主な政党の獲得議席
- カナダ保守党(党首:スティーヴン・ハーパー):143議席
- カナダ自由党(党首:ステファン・ディオン):77議席
- ケベック連合ブロック(党首:ジル・デュセップ):49議席
- 新民主党・NDP(党首:ジャック・レイトン):37議席
- カナダ緑の党:0議席(得票率は約6.8%)
よくある誤解について
この種の質問には「自由党がハーパー首相に率いられて勝利した」「NDPが103議席を獲得した」といった誤った情報が流れることがありますが、これらは事実と異なります。ハーパー氏はあくまで保守党の党首であり、自由党の党首ではありません。また、NDPが103議席を獲得して躍進したのは2011年の総選挙です。2011年の選挙では保守党が166議席を獲得して初めて過半数の多数与党となり、NDPが歴史的な躍進を遂げて公式野党の座につきました。
まとめると、ハーパー政権下で保守党が143議席を獲得し少数与党として勝利したのは2008年の総選挙であり、2009年には連邦レベルの選挙は行われていないという点にご注意ください。