北米の歴史

スコットランドの国旗とは?青地に白の斜め十字「サルティア」の由来と歴史

スコットランドの国旗「サルティア」とは

スコットランドの国旗は「サルティア(Saltire)」と呼ばれ、「セント・アンドリュース・クロス(聖アンドリュー十字)」という別名でも知られています。そのデザインは、鮮やかな青い地に白い斜め十字が描かれたシンプルながら印象的なものです。

デザインの特徴

サルティアとは、2本の帯が直角に交差してできるX字型の斜め十字を指します。スコットランドの国旗では、この白い十字が青色の背景の上に大きく配されています。この青と白の配色は、世界でも最も古い部類に入る国旗デザインの一つとされています。

起源と歴史

伝承によると、サルティアが初めて使用されたのは8世紀、ピクト人(スコットランド北部の古代民族)の王オエングス1世の時代とされています。ある戦いの前夜、空に聖アンドリューの十字が現れ、それが勝利へと導いたという伝説が、この旗の由来として語り継がれています。以来、サルティアはスコットランドの国旗として長い歴史の中で受け継がれてきました。

国旗以外での活用

サルティアは国旗にとどまらず、スコットランドを象徴するシンボルとしてさまざまな場面で使用されています。たとえば、スコットランドの紋章や、スコットランドで発行されるポンド紙幣などにも、その意匠が取り入れられています。スポーツイベントや公共の場でも目にする機会が多く、スコットランド人のアイデンティティを表す大切な象徴となっています。