北米の歴史

1787年北西部条例:領土が州へと昇格するための条件とは?

1787年に制定された北西部条例(Northwest Ordinance)は、アメリカ合衆国の新しい領土が州として連邦に加盟するための基準を定めた歴史的な法律です。この条例は、その後の西部開拓における州昇格手続きの先例となり、合衆国の拡大に大きな影響を与えました。

領土が州になるための3つの条件

北西部条例によれば、領土が州として認められるためには、以下の条件を満たす必要がありました。

1. 自由民人口6万人以上

領土には、少なくとも6万人以上の自由な住民(自由民)が居住していることが求められました。

2. 選挙で選ばれた議会の設置

領土は、住民によって選挙された立法府(議会)を持たなければなりませんでした。

3. 大統領が任命する知事

領土には、アメリカ合衆国大統領によって任命された知事が置かれる必要がありました。

州への加盟手続き

これらの条件をすべて満たした後、領土は連邦議会に対して州への昇格(ステートフッド)を請願することができました。その後、連邦議会が承認法案を可決することで、当該領土は正式に合衆国の一州として認められる仕組みでした。