北米の歴史

第一次世界大戦でアメリカ兵が使用した主力小火器とは?

第一次世界大戦に参戦したアメリカ軍将兵が使用した主な小火器には、以下のようなものがあります。

主力となった3つの小火器

M1903スプリングフィールド小銃

歩兵の主力小銃として採用されていたのが、正式名称「United States Rifle, Model of 1903」ことM1903スプリングフィールドです。ボルトアクション方式で、.30-06スプリングフィールド弾を使用しました。全体的に射撃精度が高く信頼性にも優れ、アメリカ兵からも好評を得ていました。一方で、発射速度の遅さや装填の利便性などの面では、ドイツのマウザー系小銃に見劣りするとされました。

コルトM1911自動拳銃

ジョン・ブローニングが設計し、1911年にアメリカ陸軍が制式採用した半自動式拳銃がM1911です。強力な.45ACP弾を使用する人気と実績を兼ね備えた武器で、その後1980年代までの長きにわたり、アメリカ軍の標準的なサイドアームとして使い続けられました。

M1918ブローニング自動小銃(BAR)

1918年に分隊レベルの自動火器として登場したのが、ブローニング自動小銃(BAR)です。.30-06弾を使用し、取り回しは重いものの、中隊や大隊レベルでの火力を大きく高める存在となりました。

参戦当初は英仏装備への依存も

1917年に参戦したアメリカは、当時まだ装備の多くが不足しており、軍需品の供給力にも限りがありました。そのため、自国の産業が戦争需要に追いつくまでの間は、ホッチキス機関銃、ショーシャ自動小銃、ルベル小銃といったフランス製・イギリス製の装備を主に使用して戦うことになりました。