北米の歴史

米海兵隊は民兵なのか?その正体と位置づけを解説

結論から言うと、アメリカ海兵隊(U.S. Marine Corps)は民兵とはみなされていません。

海兵隊の正式な位置づけ

海兵隊は、アメリカ合衆国を構成する7つの軍種(uniformed services)のひとつです。国防総省(Department of Defense)の傘下に属する組織であり、同時に海軍(United States Navy)の構成要素としても位置づけられています。つまり、海兵隊は国家が常備する正規軍であり、高度な訓練を積んだ職業的な軍事力として運用されているのです。

民兵との違い

民兵(militia)とは、一般的に平時には民間人として生活し、必要に応じて召集される予備的な武装集団を指します。現代のアメリカでは、各州の州兵(National Guard)が民兵的な性格を持つ組織とされています。
一方、海兵隊は常時勤務する専門の将兵によって構成され、遠征作戦を主任務とする正規軍です。平時から即応体制を維持し、世界中の紛争地に展開できる点で、民兵とは根本的に異なる存在といえます。

まとめ

海兵隊は国防総省の管轄下にある正規軍であり、プロフェッショナルな軍事組織です。「民兵」という分類は当てはまらず、あくまで国家の防衛の中核を担う常備軍のひとつとして理解されています。