北米の歴史

リンカーンが軍隊を要請した後に脱退した州はどこ?南北戦争期の歴史を解説

リンカーンの軍隊要請後に合衆国を脱退した4つの州

1861年、エイブラハム・リンカーン大統領がサムター要塞攻撃を受け、7万5千人の民兵動員を各州に要請したことをきっかけに、それまで合衆国に留まっていた上南部(アッパー・サウス)の4つの州が連邦から脱退し、アメリカ連合国(南部連合)側につきました。

脱退した州の一覧

  • バージニア州(Virginia)
  • アーカンソー州(Arkansas)
  • テネシー州(Tennessee)
  • ノースカロライナ州(North Carolina)

なぜこのタイミングで脱退したのか

これらの州は当初、合衆国からの脱退には慎重な姿勢を見せていました。しかし、リンカーン大統領が「離脱した州への武力行使」のために軍隊の動員を要請すると、「兄弟州に対する強制」であると受け止め、連邦残留から脱退へと方針を転換しました。

とりわけバージニア州は建国の父たちゆかりの地であり、その脱退は南北戦争の行方に大きな影響を与えました。バージニアの首都リッチモンドは、のちに南部連合の首都となっています。