北米の歴史

テキサス州は南北戦争中に連邦から離脱したのか?歴史的事実を解説

テキサス州は、アメリカ合衆国からの離脱を南北戦争の開戦前に決断しました。正確には、1861年2月1日、テキサス州は合衆国からの分離を宣言し、その後アメリカ連合国(南部連合)に加盟しました。この離脱は、同年4月に勃発した南北戦争へと至る主要な出来事の一つとされています。

テキサス州の離脱の経緯

1860年の大統領選挙でエイブラハム・リンカーンが当選すると、奴隷制問題をめぐる政策への懸念から南部諸州が相次いで合衆国からの離脱を決めました。テキサス州もその流れの中で、1861年2月1日に離脱条例を採択し、住民投票によっても承認されました。同年3月には正式にアメリカ連合国へ加盟し、南部側として南北戦争に参戦することになります。

かつて存在した「テキサス共和国」

興味深い歴史的背景として、テキサスは1845年に合衆国へ加盟する以前、1836年から約9年間、「テキサス共和国」として独立国家でした。メキシコからの独立を果たしたこの時代は、テキサス独自のアイデンティティの源流となっており、現在でも州民の誇りとして語り継がれています。

まとめ

つまり、テキサス州は南北戦争「中」ではなく、開戦前の1861年2月1日に合衆国から離脱し、南部連合の一員として戦争に加わりました。この決定は、戦後のレコンストラクション期や、その後のアメリカ南部の歴史にも大きな影響を与えることとなりました。