正解は「中国系移民」
アメリカ大陸横断鉄道の建設において、最も多く働いたのは中国系移民の労働者たちです。彼らは建設現場の人員の大多数を占め、鉄道完成の最大の原動力となりました。
なぜ中国系移民が多く雇われたのか?
中国系移民は、勤勉で真面目に働くという評判と、比較的低い賃金で雇用できたことから採用されました。特に西側から建設を進めたセントラル・パシフィック鉄道は慢性的な人手不足に悩んでおり、数千人規模の中国人労働者を積極的に募集しました。
危険きわまる作業環境
彼らが担った仕事は極めて危険なものでした。シエラネバダ山脈ではトンネル掘削のための発破作業を行い、断崖絶壁や厳しい寒さの中で線路を敷設しました。火薬やニトログリセリンを使った爆破作業など、命に関わる業務も決して珍しくありませんでした。
推定1万5千人の犠牲者
大陸横断鉄道の建設中に亡くなった中国人労働者は、推定約1万5千人にのぼるとされています。雪崩や爆発事故、過酷な環境による病気など、多くの命が失われました。しかし、彼らの多大な貢献は長い間十分に評価されず、近年になってようやくその功績が広く認められるようになりました。