1793年、アメリカ合衆国には15の州が存在していました。
独立戦争を経て建国された当初の13州(オリジナル・スリーンティーン・コロニー)に、1791年に加盟したバーモント州、さらに1792年に加盟したケンタッキー州が加わり、この年には15州体制が確立されていました。この体制は、1796年にテネシー州が16番目の州として加盟するまで続くことになります。
1793年のアメリカ合衆国 全15州の一覧
- コネチカット州
- デラウェア州
- ジョージア州
- ケンタッキー州(1792年加盟)
- メリーランド州
- マサチューセッツ州
- ニューハンプシャー州
- ニュージャージー州
- ニューヨーク州
- ノースカロライナ州
- ペンシルベニア州
- ロードアイランド州
- サウスカロライナ州
- バーモント州(1791年加盟)
- バージニア州
建国当初の州構成の変遷
1776年の独立宣言時点でイギリスから離脱した13の植民地は、その後順次憲法を批准し、合衆国の基盤となりました。1787年の憲法制定会議以降、北西部領土などの開拓が進むにつれて新しい州が相次いで誕生しています。
特にバーモント州は、ニューヨーク州とニューハンプシャー州の係争地帯だった地域が独立共和国(バーモント共和国)として独自の歴史を歩んだ後、1791年に14番目の州として正式に加盟しました。続いて1792年、アパラチア山脈以西で初めてとなるケンタッキー州がバージニア州から分離・新設され、15州体制が完成しました。
現在との比較
1793年の15州に対し、現在のアメリカ合衆国は50州と首都ワシントンD.C.で構成されています。19世紀を通じて西部開拓(フロンティア拡大)やルイジアナ購入、メキシコ割譲などによる領土拡大に伴い、州の数は着実に増えていきました。最後に加盟したのは1959年のハワイ州です。