北米の歴史

聖マタイの生年はいつ?聖書にも歴史記録にも残らない誕生日の謎を解説

イエス・キリストの十二使徒の一人であり、「マタイによる福音書」の伝統的な著者とされる聖マタイ。しかし、その正確な生年月日については、聖書にも同時代の歴史記録にも明確な記述が存在しません。

聖マタイの生まれた時代

正確な誕生日は不明であるものの、聖マタイが西暦1世紀に生きた人物であることは、ほぼ間違いないと考えられています。当時のユダヤ地方(現在のイスラエル周辺)で生まれ、徴税人として働いていたところ、イエス・キリストに招かれて弟子となったと伝えられています。

なぜ誕生日が分からないのか

古代においては、一般の人々の出生日を記録する習慣がほとんどなく、特に初期キリスト教の指導者たちについても、誕生日よりも死後の記念日(祝日)の方が重視される傾向がありました。このため、聖マタイのような重要な人物であっても、生まれた日の詳細は後世に伝わらなかったのです。

聖マタイを偲ぶ記念日

誕生日こそ不明ですが、西方教会では毎年9月21日が「聖マタイの祝日」として定められており、東方正教会では11月16日に記念されています。これらの日付は、彼の生涯と業績を称えるために後世に設けられたものです。

まとめ

聖マタイの生年月日は、聖書を含むいかなる史料にも明記されていません。ただし、彼が西暦1世紀に活動した使徒であるという点は広く認められており、その功績は「マタイによる福音書」を通じて今日まで受け継がれています。