北米の歴史

アメリカへの移民はどこから来るのか?主な出身国トップ10とその変遷を解説

アメリカ合衆国への移民の歴史を振り返ると、かつてはヨーロッパ諸国からの移民が大多数を占めていました。しかし、時代の流れとともに移民の出身国の構成は大きく変化し、現在ではアジアやラテンアメリカからの移民が中心となっています。

2019年時点の移民出身国ランキング

アメリカ国勢調査局(U.S. Census Bureau)のデータによると、2019年時点でアメリカに住む移民の主な出身国は以下の通りです。

  1. メキシコ
  2. 中国
  3. インド
  4. フィリピン
  5. エルサルバドル
  6. ベトナム
  7. キューバ
  8. ドミニカ共和国
  9. 韓国
  10. グアテマラ

これらの国々は、アメリカ国内の移民総人口のうち非常に大きな割合を占めています。特にメキシコは長年にわたり最大の移民送り出し国であり続けており、中国やインドからは技術系人材や留学生を中心とした移住が増加傾向にあることが特徴です。

移民の構成は時代とともに変化する

移民のパターンは決して固定されたものではなく、歴史的な時期や世界的な出来事によって大きく左右されます。例えば、19世紀から20世紀初頭にかけてはアイルランド、イタリア、ドイツなどヨーロッパ諸国からの移民が主流でしたが、1965年の移民国籍法改正以降はアジアおよびラテンアメリカ諸国からの移民が急増しました。

また、経済状況の変化、政治的な動乱、自然災害、そして各国の移民政策の見直しなども、移民の流れに影響を与える重要な要因となります。今後もグローバルな情勢の変化に伴い、アメリカにおける移民の出身国構成はさらに変化していくと考えられます。