結論から言うと、コルドバ地域を本来の故郷とするアメリカ先住民(ネイティブアメリカン)の部族は存在しません。
コルドバとアイヤック族の関係
コルドバ周辺にゆかりのあるのは、プリンス・ウィリアム湾のより奥まった地域に定住していたアイヤック族(Eyak)です。彼らは後にコルドバ地域やチュギアックへと移住・再定住させられました。
アイヤック族について
アイヤック族は伝統的にコッパー川デルタやプリンス・ウィリアム湾東部沿岸で漁労や狩猟を営んでいた民族です。20世紀初頭にコルドバが鉄道の終着地として開拓されると、多くのアイヤック族の人々が生活の場をこの町へと移していきました。
現在では「ネイティブ・ヴィレッジ・オブ・アイヤック(Native Village of Eyak)」が連邦政府承認の部族としてコルドバに拠点を置いています。なお、アイヤック語は2008年に最後の母語話者であるマリー・スミス・ジョーンズさんが亡くなったことで話者がいなくなりましたが、今も言語や文化の復興活動が続けられています。
まとめ
コルドバ自体が先住民の発祥地ではないものの、この町はプリンス・ウィリアム湾一帯にルーツを持つアイヤック族にとって重要な拠点となっています。コルドバを訪れる際には、こうした先住民の歴史にも思いを馳せてみるとよいでしょう。