ルイジアナ買収とは?
1803年、アメリカ合衆国はフランスから広大なルイジアナ準州(ルイジアナ領土)を総額1,500万ドルで購入しました。この「ルイジアナ買収(Louisiana Purchase)」は、アメリカ史上最大級の領土拡大であり、当時の国土面積をほぼ2倍に拡大させた歴史的な出来事として知られています。
誰が交渉を主導したのか?
この買収を主導したのは、当時の第3代大統領トーマス・ジェファーソンです。ジェファーソンは国務長官ジェームズ・マディソンらとともに交渉を進め、ナポレオン率いるフランス政府との間で最終的な合意に至りました。なお、実際の条約締結の実務には、駐仏公使ロバート・リビングストンや特使ジェームズ・モンローも深く関わったとされています。
購入金額とその価値
買収額は約1,500万ドル。面積にして約214万平方キロメートル(約83万平方マイル)もの土地が含まれており、1エーカーあたりわずか3セント程度という、現在の視点では驚くほど低い価格でした。この取引により、アメリカはミシシッピ川以西への西進の道を大きく切り開くことになります。
ルイジアナ準州に含まれていた地域
ルイジアナ準州の範囲は非常に広く、現在の以下の州が含まれていました。
・ルイジアナ州
・アーカンソー州
・オクラホマ州
・ミズーリ州
・アイオワ州
・ネブラスカ州
・カンザス州
・コロラド州
・ワイオミング州
・モンタナ州
・ノースダコタ州
・サウスダコタ州
さらに、ミネソタ州・テキサス州・ニューメキシコ州の一部もこの買収の対象となっていました。
まとめ
1803年のルイジアナ買収は、トーマス・ジェファーソン大統領の主導のもと、わずか1,500万ドルでアメリカの国土を一変させた歴史的な取引です。この買収がなければ、今日のアメリカ合衆国の姿は大きく異なるものになっていたでしょう。アメリカ史における最重要イベントの一つとして、今なお多くの人々に語り継がれています。