結論:憲法が先、権利章典が後
はい、アメリカ合衆国憲法は権利章典(Bill of Rights)よりも先に起草され、採択されています。両者の間には数年の時間差があります。
合衆国憲法の成立(1787年〜1788年)
合衆国憲法は1787年、ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催された憲法制定会議において起草されました。同年9月に代表者たちによる署名が行われた後、各州での批准手続きが進められ、1788年に必要な9州の批准を達成して正式に発効しました。
権利章典の追加(1791年)
憲法本体には当初、個人の基本的な自由や権利に関する規定が十分に盛り込まれていませんでした。そのため、批准の過程で権利章典の追加を求める声が多くの州から上がり、ジェームズ・マディソンらによって起草された修正案が連邦議会を通過し、1791年12月15日に最初の10か条の修正条項(第一修正から第十修正)として憲法に追加されました。
まとめ
時系列で整理すると、「1787年 憲法起草 → 1788年 憲法批准・発効 → 1791年 権利章典追加」という順序になります。権利章典は現在では憲法の不可欠な一部とされていますが、元の憲法とは別の時期に追加された修正条項であるという点が重要なポイントです。