北米大陸にあった13のイギリス植民地(アメリカ13植民地)は、18世紀後半の「アメリカ独立戦争」を経て、イギリスからの独立を果たしました。この歴史的な出来事は、現在のアメリカ合衆国の出発点となったものです。
独立宣言は1776年
1770年代に入ると、イギリス本国による重税政策への不満が植民地で高まり、「代表なくして課税なし」というスローガンのもと、抵抗運動が本格化しました。
そして1776年7月4日、フィラデルフィアで開催された大陸会議において、トーマス・ジェファーソンらが起草した「アメリカ独立宣言」が採択されました。この日付は、現在もアメリカの建国記念日(インディペンデンス・デー)として祝われています。
アメリカ独立戦争(1775年〜1783年)
独立宣言の前年にあたる1775年には、レキシントン・コンコードの戦いをきっかけに独立戦争が勃発していました。ジョージ・ワシントン率いる大陸軍は、当初は圧倒的に不利な状況にありましたが、フランスなどの支援を得て戦況を有利に展開していきます。
1781年のヨークタウンの戦いでイギリス軍が降伏し、戦争は事実上の決着を迎えました。
パリ条約による正式な独立承認
独立が国際的に正式に認められたのは、1783年のパリ条約です。この条約により、イギリスは13植民地の独立を承認し、新しい国家「アメリカ合衆国」が誕生しました。
まとめ
アメリカ13植民地の独立は、1776年の独立宣言と1783年のパリ条約という二つの重要な節目によって実現しました。植民地の人々が主権を求めて立ち上がったこの動きは、その後の世界史における民主主義や国民国家の形成にも大きな影響を与えたといわれています。