北米の歴史

「建国の父」はアメリカを「発見」したのか?よくある誤解と歴史的事実

「建国の父」はアメリカを発見していない

よくある誤解ですが、アメリカ合衆国の「建国の父(Founding Fathers)」がアメリカ大陸を「発見」したわけではありません。実際には、ヨーロッパ人の探検家が到着する数千年前から、アメリカ大陸には先住民(ネイティブ・アメリカン)が暮らしていました。

1492年にクリストファー・コロンブスが新大陸に到達したとき、北米にも南米にも、独自の言語、文化、社会を築いた数百万規模の人々がすでに定住していました。つまり、アメリカ大陸自体は誰かが「見つける」前から長い歴史を持っていたのです。

建国の父たちの実際の役割とは?

では、「建国の父」と呼ばれる人々は具体的に何をしたのでしょうか。彼らは18世紀後半のアメリカ独立革命(アメリカ独立戦争)で中心的な役割を担い、イギリスからの独立を実現させました。

ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、ベンジャミン・フランクリン、ジョン・アダムズらは、1776年の「独立宣言」の起草や、その後の合衆国憲法の制定など、アメリカ合衆国という新しい独立国家の基盤を築き上げました。

まとめ

結論として、建国の父たちはアメリカを「見つけた」のではなく、先住民が古くから暮らしていた大地の上に、新しい独立国家としてのアメリカ合衆国を建設した人物たちだと言えます。