第二次世界大戦における連合国とは
第二次世界大戦(1939年〜1945年)は、ドイツ・イタリア・日本などの枢軸国と、これに対抗する連合国(同盟国)との間で戦われた世界規模の紛争でした。連合国側には最終的に50か国以上が参加し、その数は宣言の時期や形態こそ異なるものの、世界のほぼ全地域に及びました。
連合国を牽引した五大国
連合国の中核を担ったのは、以下の大国です。戦後の国際秩序づくりにおいても、これらの国々が中心的な役割を果たしました。
- イギリス — 1939年9月にドイツへ宣戦布告し、ヨーロッパ戦線の主導的な存在となりました。
- フランス — 1940年にドイツに降伏しましたが、自由フランス軍が亡命先から抵抗運動を継続しました。
- ソビエト連邦 — 1941年の独ソ開戦後、東部戦線で枢軸国の地上兵力の大部分を引き受けました。
- アメリカ合衆国 — 1941年12月の真珠湾攻撃を受けて参戦し、圧倒的な生産力と兵力で連合国を支えました。
- 中華民国(中国) — 1937年以降、日本軍と長期にわたる戦いを続け、アジア戦線の要となりました。
その他の主要な連合国加盟国
五大国以外にも、世界中の多くの国が連合国として参戦しました。以下、地域別に整理してご紹介します。
英連邦(コモンウェルス)諸国
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- インド(当時はイギリス領)
- 南アフリカ
ヨーロッパの参战国・亡命政府
ドイツに占領された国々の多くは、亡命政府をロンドンなどに置き、連合国の一員として戦い続けました。
- ポーランド
- ユーゴスラビア
- ギリシャ
- ベルギー
- オランダ
- ルクセンブルク
- ノルウェー
- デンマーク
- チェコスロバキア
中南米諸国
中南米の多くの国々は、宣戦布告のタイミングや直接の軍事貢献の程度に差はあるものの、連合国側に立って参戦しました。
- ブラジル
- メキシコ
- キューバ
- ドミニカ共和国
- ハイチ
- パナマ
- コスタリカ
- グアテマラ
- ホンジュラス
- エルサルバドル
- ニカラグア
- ベネズエラ
- コロンビア
- エクアドル
- ペルー
- ボリビア
- チリ
- アルゼンチン
- ウルグアイ
- パラグアイ
中東・アジア・アフリカの国々
- エジプト
- イラク
- シリア
- レバノン
- サウジアラビア
- イエメン
- エチオピア
- リベリア
- アフガニスタン
- イラン
- モンゴル
- ネパール
- ブータン
- トルコ(1945年2月に参戦)
参戦時期について知っておきたいポイント
連合国への加盟時期は国によって大きく異なります。例えば、アルゼンチンやトルコのように、戦局がほぼ決着した1945年初頭になってようやく参戦した国もあります。一方で、ポーランドやイギリスのように開戦当初から戦い抜いた国もあり、それぞれの国の事情や地理的状況が反映されています。
まとめ
第二次世界大戦の連合国は、イギリス・フランス・ソビエト連邦・アメリカ・中国という五大国を中心に、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中南米まで広がる50か国以上の国家連合でした。各国の参戦時期や貢献の度合いはさまざまですが、この広範な協力関係こそが、1945年の枢軸国に対する勝利につながったのです。