オセアニアの歴史

植民地の主な輸出品は何だったのか?カテゴリー別に徹底解説

植民地の主な輸出品

植民地時代、各国の植民地は本国へ向けて実に多彩な資源を輸出していました。その主な輸出品は、大きく以下の6つのカテゴリーに分けることができます。

1. 農産物

植民地経済の最大の柱となったのが農産物です。熱帯・亜熱帯気候を生かした作物の栽培が盛んに行われました。

  • タバコ
  • 砂糖
  • 綿花
  • 米
  • コーヒー
  • 小麦
  • 藍(インディゴ)
  • カカオ
  • 香辛料

2. 鉱物資源

中南米やアフリカの植民地では、貴金属をはじめとする鉱物の採掘が重要な産業でした。

  • 金
  • 銀
  • 銅
  • 鉄
  • 錫(スズ)
  • 鉛
  • 石炭

3. 毛皮

特に北米植民地では毛皮交易が盛んで、ヨーロッパで帽子や衣服の材料として高い人気を博しました。

  • ビーバー
  • キツネ
  • ミンク
  • テン
  • カワウソ
  • ジャコウネズミ(マスクラット)

4. 水産物

大西洋や太平洋に面した植民地では、漁業も重要な輸出産業でした。

  • タラ
  • サケ
  • ニシン
  • サバ
  • マグロ
  • クジラ

5. 木材

造船や建築資材として、良質な木材が本国へ送られました。

  • オーク(ナラ)
  • 松
  • マホガニー
  • チーク
  • ローズウッド
  • サンダルウッド(白檀)

6. 奴隷

アフリカから連れてこられた奴隷たちは、植民地のプランテーションやその他の労働集約的な産業で過酷な労働を強いられました。彼らの労働力は植民地経済を支える基盤となった一方、歴史上甚大な悲劇をもたらした事実として記憶されています。

最も価値のあった輸出品――砂糖とタバコ

数ある輸出品の中でも、砂糖とタバコは際立って高い価値を持っていました。砂糖はカリブ海諸島で、タバコは北米のチェサピーク湾周辺地域でそれぞれ大量に栽培されていました。この2つの商品はヨーロッパ市場で絶大な需要を誇り、その栽培と取引によって該当する植民地は莫大な富を築き上げることになったのです。