トリニダード・トバゴの忠誠の誓い(Pledge of Allegiance)
カリブ海の島国トリニダード・トバゴでは、国民が祖国への献身を示すための公式な「忠誠の誓い」が定められています。この誓いは、学校の行事や国家の記念日など、さまざまな場面で唱えられることがあります。ここでは、その全文を日本語訳とともにご紹介します。
Trinbago Pledge of Allegiance(トリニダード・トバゴ忠誠の誓い)全文
I pledge allegiance
to the Republic of Trinidad and Tobago,
one nation under God, indivisible,
in which every citizen is guaranteed
freedom of worship, expression
and association, and all institutions are founded on principles
that emphasize human dignity and equality.
I hereby commit my hands, my heart and my mind, my intelligence
and my strength to the service of Trinidad and Tobago
and shall strive at all times to promote her interest
and uphold her good name.
日本語訳
私は忠誠を誓います。
神の下にひとつ、分かちがたい国家、
トリニダード・トバゴ共和国に。
そこではすべての市民に、
信仰の自由、表現の自由、
そして結社の自由が保障され、
すべての制度は人間の尊厳と平等を重んじる原則の上に築かれています。
私はここに、この手と心と精神、知性と力のすべてを
トリニダード・トバゴに捧げることを誓います。
そして、いかなるときも国益を高め、
祖国の良き名声を守り抜くことを努めます。
誓いの内容から読み取れること
この忠誠の誓いには、トリニダード・トバゴという国の大切にしている価値観が込められています。
1. 自由の保障
宗教(信仰)、表現、結社という三つの自由が、すべての市民に対して保障されることが明言されています。これは多民族・多宗教が共存するトリニダード・トバゴならではの特徴です。
2. 人間の尊厳と平等
国の制度や仕組みの根底にあるのは、「人間の尊厳」と「平等」という普遍的な原則であるとされています。
3. 個人の献身
誓う者自身の手、心、知性、力といった全てを国のために捧げ、国益の向上と名誉の維持に努める姿勢が求められています。
まとめ
トリニダード・トバゴの忠誠の誓いは、単なる形式的な言葉ではなく、自由・尊厳・平等という国家の理念と、それを支える一人ひとりの献身を確認するものです。独立記念日や共和制記念日などの国家的な場面だけでなく、教育の場でも親しまれており、同国のアイデンティティを象徴する重要なテキストといえます。