アメリカ13植民地は、独立宣言に署名することによって、グレートブリテン王国からの独立を宣言しました。
独立宣言成立までの経緯
1775年4月のレキシントン・コンコードの戦い以来、グレートブリテン王国と交戦状態にあった北米13植民地の代表者たちからなる大陸会議は、1776年7月4日、アメリカ合衆国がイギリスの支配から独立することを宣言する決議を満場一致で承認しました。この文書は、後に「独立宣言」として知られることになります。以下、その経緯を時系列でご紹介します。
1776年6月7日
バージニア植民地のリチャード・ヘンリー・リーが、グレートブリテンからの独立を宣言するよう求める決議案を大陸会議に提出しました。この決議は数日間にわたって討議された後、いったん保留となりました。
1776年6月11日
トーマス・ジェファーソンを含む5人の委員からなる委員会が設置され、「独立宣言」の起草を担当することになりました。
1776年6月28日
トーマス・ジェファーソンが独立宣言の草案を大陸会議に提出しました。
1776年7月1日
大陸会議は独立宣言の本文についての審議を開始しました。ジェファーソンの当初の草案には、数多くの修正や変更が加えられました。
1776年7月2日
独立宣言の最終草案に対する採決が行われ、13植民地すべてが賛成し、満場一致で可決されました。
1776年7月4日
清書された独立宣言(エングロスト版)に、当日出席していた大陸会議のメンバーの大多数(ただし全員ではありません)が署名しました。ただし、映画などで描かれるような形で、独立宣言がある一つの場所で一堂に会して正式に「署名」されたわけではありません。実際には、各代表団がそれぞれ異なる日付で署名を添えており、その時期は1776年7月中、場合によっては8月にまで及んだと考えられています。
印刷された独立宣言の原本と、手書きの署名が入った清書版は、各植民地へ配布されました。この文書は今なお歴史の金字塔として崇敬されており、現代においても象徴的な価値を保ち続けています。