オセアニアの歴史

第一次世界大戦後、この地域の支配を引き継いだ2つの国はどこ?

第一次世界大戦後の地域支配を引き継いだのはフランスとイギリス

第一次世界大戦後、この地域の支配を引き継いだのはフランスとイギリスの2か国です。両国は、国際連盟が設立した「委任統治制度(マンダート制度)」に基づき、旧オスマン帝国の領土を分割して統治することになりました。

委任統治制度とは何か

委任統治制度とは、第一次世界大戦で敗れた国々から剥奪された領土や植民地を、国際連盟が特定の先進国に「委任」する形で管理させる仕組みです。名目上は現地住民の自立に向けた準備期間とされていましたが、実態としては列強による事実上の植民地支配であり、多くの批判を浴びることとなりました。

フランスとイギリスの分担

具体的には、フランスがシリアとレバノンを、イギリスがパレスチナ(トランスヨルダンを含む)とイラクをそれぞれ統治区域として受け持ちました。この区分は、大戦中に両国の間で極秘裏に結ばれたサイクス・ピコ協定の影響を強く受けています。

こうして引かれた国境線や統治体制は、その後の中東諸国の形成過程に深く関わり、現代の中東情勢や国際関係にも長く影響を及ぼし続けています。