オセアニアの歴史

世界貿易センターはいつ崩壊したのか?「9.11」同時多発テロの全貌

世界貿易センター(ワールドトレードセンター)が破壊されたのは、2001年9月11日です。この日、ハイジャックされた2機の旅客機が、ニューヨークのツインタワーである北棟と南棟に相次いで激突しました。

攻撃の経緯

午前8時46分、アメリカン航空11便が北棟に、続いて午前9時3分にはユナイテッド航空175便が南棟に突入しました。両タワーは激しい火災に見舞われ、南棟は約1時間後の午前9時59分に、北棟も午前10時28分に崩壊。わずか102分の間に、かつて世界一の高さを誇った摩天楼の双子が姿を消したのです。

犠牲者とその影響

この一連のテロにより、航空機の乗客・乗員、オフィスで働いていた人々、そして救助活動に従事した消防士や警察官など、およそ3,000人が命を落としました。日本国籍者を含む90か国以上の人々が犠牲となるなど、その被害は国境を越えたものでした。

同じ朝には、ハイジャックされた別の旅客機がバージニア州アーリントンのペンタゴン(米国防総省本庁舎)にも激突し、さらに1機は乗客たちの抵抗によりペンシルベニア州の野原に墜落しました。これらはすべて、イスラム過激派組織アルカイダによる計画的な同時多発テロだったとされています。

歴史に残る転換点

「9.11」と呼ばれるこの事件は、21世紀の国際政治に多大な影響を与えました。事件を受けてアメリカは「対テロ戦争」に踏み切り、空港の保安体制や世界の安全保障のあり方は根本的に変わることになりました。現在、跡地には追悼博物館「ナショナル・セプテンバー11記念博物館」や新しいワンワールドトレードセンターが建ち、犠牲者の鎮魂と復興の象徴となっています。