イースター島は現在も有人の島
結論から言うと、イースター島には今も多くの人々が暮らしています。南米チリの沖合約3,600キロメートルに浮かぶこの孤島には、現在およそ5,700人ほどの住民が生活しており、「誰も住んでいない謎の島」というイメージとは裏腹に、活気ある共同体が存在しています。
住民の民族構成
島の住民は主にポリネシア系の人々で構成されています。先住民であるラパ・ヌイ(Rapa Nui)族を中心に、チリ本土からの移住者やその他の民族が混ざり合い、独特の多文化的な社会を形成しています。
ラパ・ヌイ族はイースター島の先住民であり、島の象徴とも言えるモアイ像の建造をはじめ、独自の文化、言語、そして代々受け継がれてきた伝統を持つことで広く知られています。
人口の大半が集中するハンガ・ロア
島の人口の大部分は、唯一の町であり行政の中心地でもあるハンガ・ロア(Hanga Roa)に集中しています。商店、学校、病院などの生活インフラはこの町に集まっており、住民の日々の暮らしの拠点となっています。
現代に生きるラパ・ヌイの文化
今日のイースター島では、観光業が重要な産業となっており、世界中から訪れる旅行者がモアイ像や島の歴史に触れています。一方で、ラパ・ヌイ語とスペイン語が併用されるなど、先住民のアイデンティティを守りながら現代的な生活を送る、伝統と現代が共存する島と言えるでしょう。