オセアニアの歴史

イースター島の名前の由来とは?「ラパ・ヌイ」という呼び名の意味を解説

イースター島が「島」と呼ばれる理由は、実にシンプルです。この島の先住民の言語であるラパヌイ語において、この土地を指す言葉がまさに「島」を意味しているからです。つまり、私たちが知っている「イースター島」という名称は、現地の呼び名を翻訳したものにすぎないのです。

現地での正式名称は「ラパ・ヌイ」

イースター島の原住民による本来の名称は「ラパ・ヌイ(Rapa Nui)」です。この名前を直訳すると「大きなラパ」という意味になります。「ヌイ(Nui)」はラパヌイ語で「大きい」を表す言葉です。

「ラパ」とは何を指すのか?

ここで興味深いのが「ラパ」という部分です。「ラパ」は、ポリネシアに実在する別の島の名前に由来しています。イースター島の人々の間では、自分たちの祖先がその島から海を渡って移住してきたと信じられてきました。つまり「ラパ・ヌイ」という名前には、遠い故郷の島への思いが込められているのです。

「イースター島」という呼び名は間違いではない

したがって、「イースター島」という名称は誤りではありません。これは現地名の単なる翻訳・別称であり、どちらの呼び方にも正当な根拠があります。ちなみに「イースター島」という名前は、1722年の復活祭(イースター)の日曜日にオランダの探検家ヤコブ・ロッヘフェーンがこの島を発見したことにちなんで付けられたものです。世界的には「イースター島」、現地では「ラパ・ヌイ」と、二つの名前が併存して親しまれています。