オセアニアの歴史

マゼランが攻撃された島の名前は?答えは「マクタン島」

正解はマクタン島(Mactan)です。

マクタンの戦いとは?

1521年4月27日、ポルトガル出身の探検家フェルディナンド・マゼランは、スペイン人征服者(コンキスタドール)約50名と現地フィリピン人の同盟部隊数百名を率い、フィリピンの小さな島マクタン島の首長ラプ=ラプ(Lapu-Lapu)と戦いました。この戦いは「マクタンの戦い」と呼ばれています。

戦いの背景

マゼランはセブ島の王フマボン(Rajah Humabon)と友好関係を結び、その洗礼を支援してきました。しかし、隣接するマクタン島を支配するラプ=ラプはスペインへの服従を拒否しました。この対立が、ヨーロッパ人探検家とフィリピン先住民との間で初めて交わされた直接の武力衝突へと発展したのです。

歴史的な意義

マクタンの戦いでは、マゼラン自身が戦闘中に命を落としました。彼は世界周航の途上であったため、この死は大航海時代における重大な転換点として記録されています。また、この戦いはスペインによるフィリピン征服が決して一方的なものではなかったことを示す出来事でもありました。

ラプ=ラプの遺産

ラプ=ラプは外国勢力に抵抗した最初のフィリピン人の英雄として称えられ、現在でもマクタン島には彼を記念する像が建てられています。フィリピンでは毎年4月27日が「ラプ=ラプの日」として祝われ、国民的な誇りの象徴となっています。