オセアニアの歴史

ハワイ出身の初の米国大統領は誰?バラク・オバマの経歴を解説

ハワイ出身の初の米国大統領はバラク・オバマ

アメリカ合衆国の歴史において、ハワイ州で生まれた初めての大統領は、第44代大統領のバラク・オバマ氏です。オバマ氏は1961年8月4日、ハワイ州ホノルルで誕生しました。これまでのところ、ハワイ生まれの米国大統領はオバマ氏一人だけです。

なぜオバマ氏は大統領になれたのか

アメリカ憲法では、大統領に就任するためには「生まれながらの米国市民(natural-born citizen)」であることが要件とされています。オバマ氏の場合、母親のスタンリー・アン・ダナム氏がカンザス州出身のアメリカ市民だったため、父親のバラク・オバマ・シニア氏がケニアからの留学生であったにもかかわらず、出生によって生まれながらの米国市民とみなされました。

また、ハワイは1959年に50番目の州として合衆国に加盟しており、オバマ氏が生まれた1961年にはすでに正式な米国の州でした。このことも、オバマ氏が憲法上の資格要件を満たす重要なポイントとなっています。

ハワイとオバマ氏の深いつながり

オバマ氏は幼少期の多くをハワイで過ごし、ホノルルの学校で教育を受けました。多文化が共存するハワイの環境は、彼の価値観やアイデンティティの形成に大きな影響を与えたといわれており、本人も故郷ハワイとの絆について度々言及しています。

「ハワイ出身」の意味に注意

ここでいう「ハワイ出身」とは、出生地としてのハワイを指します。オバマ氏の両親はいずれもハワイ先住民ではないため、民族的な意味での「ハワイ系」ではありません。正確には、ハワイ州ホノルルで生まれた米国大統領、ということになります。