オセアニアの歴史

ノルマンディーに上陸した連合軍の空挺部隊は?編成一覧

1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)では、海岸に上陸する部隊に先立ち、大規模な空挺作戦が夜間に実施されました。連合軍の空挺部隊とグライダー部隊は、橋梁や交差点といった要所の確保、敵の反撃の阻止などを担い、上陸作戦の成功を支えました。ここでは、作戦に投入された主な空挺部隊の編成を紹介します。

アメリカ軍の空挺部隊とグライダー部隊

第82空挺師団(マシュー・B・リッジウェイ少将)

  • 第504パラシュート歩兵連隊
  • 第505パラシュート歩兵連隊
  • 第325グライダー歩兵連隊
  • 第507パラシュート歩兵連隊

第101空挺師団(マクスウェル・D・テイラー少将)

  • 第501パラシュート歩兵連隊
  • 第502パラシュート歩兵連隊
  • 第506パラシュート歩兵連隊
  • 第327グライダー歩兵連隊

これら2個師団は、ユタビーチ西側のコタンタン半島に降下し、上陸部隊の側面を守りながら内陸への進出路を開く任務を担いました。悪天候や対空砲火の影響で部隊は広範囲に散らばりましたが、小隊単位で柔軟に行動し、任務を遂行しました。

イギリス軍の空挺部隊

第6空挺師団(リチャード・ネルソン・ゲイル少将)

  • サウス・スタッフォードシャー連隊 第2大隊(サウス・スタッフォードシャーズ)
  • ボーダー連隊 第1大隊
  • ロイヤル・アルスター・ライフルズ 第1大隊
  • オックスフォードシャー・アンド・バッキンガムシャー軽歩兵連隊 第2大隊
  • 第13(ランカシャー)パラシュート大隊

イギリス第6空挺師団は、上陸地域の東側翼であるオルヌ川周辺に降下しました。特に、オックスフォードシャー・アンド・バッキンガムシャー軽歩兵連隊第2大隊は、グライダーによる奇襲でオルヌ川運河の橋(後の「ペガサス橋」)を奪取したことで有名です。

その他(イギリス連邦)

  • カナダ第1パラシュート大隊

カナダ第1パラシュート大隊もイギリス第6空挺師団の指揮下に入り、東側翼の防衛と橋梁破壊任務に参加しました。こうした空挺部隊の奮闘により、連合軍は上陸初日から内陸への足場を固めることに成功しました。