南アメリカの歴史

『アンデスのテロ』:ペルー史に刻まれた衝撃の実録

ペルーの書籍界に大きな反響を呼んだ歴史エッセイ

映像作家であり作家でもあるピラール・ロカ・パラシオ氏は昨年、科学・人文大学(UCH)出版基金から『アンデスのテロ』を上梓し、ペルーの書籍界に大きな反響を巻き起こしました。本書は、トゥパク・アマルの反乱当時にスペイン軍が犯した数々の残虐行為を描いた作品です。今年、同書はSpill Magisterial出版基金の後援のもとで第2版として再び世に出ることになりました。これは、歴史研究への貢献とその普及を掲げる同社の方針の一環です。

20人以上の歴史家の記録を集大成

ロカ氏は非常に精力的な編纂者です。彼女のページには、征服者たちから過酷な刑罰や拷問を受けたペルー人男性・女性の名簿が列挙されており、調査のために確認した膨大な資料・文献の詳細なリストも収められています。ペルーの教員に国民的意識を育むことを目指すSpill Magisterialは、植民地時代のペルーで経験された暴力を描く本書を出版します。この歴史は、これまでしばしば偏った、不正確な形で語られてきました。著者であるプロデューサー兼研究者のロカ氏は、トゥパク・アマル時代について20人以上の歴史家によって集められた情報を丹念に編纂しています。

悲劇の舞台となった時代と場所

スペインによる虐待の事実が起きたのは、1781年から1783年にかけてのペルー副王領(クスコ、カヤオ、ワロチリ)およびリオ・デ・ラ・プラタ副王領(プーノと上ペルー、現在のボリビア)でした。

文化への徹底的な弾圧

本書は、スペインが植民地に対する権力と支配を維持するために用いたさまざまな形態の暴力を描いています。スペインは、インカ・ガルシラソの著作を読むことだけでなく、先住民の過去を思い出させる衣装、演劇、音楽、楽器、絵画までも禁じました。さらに、結縄(キープ)は「副王領に反対する秘密情報が記録されている」という理由で没収されました。

最も残虐だった身体的暴力

しかし、何よりも凄惨だったのは身体的暴力です。拷問のための器具が作られ、息のあるままの人々が四肢を切断され、斬殺されました。子どもたちは囚人として連れ去られ、多くの場合、ただトゥパク・アマルという姓を持っているだけで捕らえられたのです。

勇敢な女性たちの闘いと犠牲

ロカ氏は、当時のトゥパク・アマリスタ女性たちの勇敢な姿にも目を向けています。彼女は著作の多くのページを割き、征服者たちの虐待に終止符を打つために直面した女性たちの闘争と犠牲を克明に描き出しています。

21の付録が明かす抑圧の全貌

また、本書には出版物全体に散りばめられたデータを詳述する21の付録が収められています。その中には、「トゥパク・アマリスタ(親族、協力者、支持者)」であるという嫌疑で弾圧を受けた人々の広範なリストが含まれており、当時の抑圧の規模を今に伝えています。

著者のその他の業績

ロカ氏は、アンデス世界における哲学・倫理、社会組織、科学、芸術、技術といったテーマを扱った『パチャクテク:アンデス宇宙観へのアプローチ』(2004年)の著者でもあります。この著作は、同じく映像作家である夫フェデリコ・ガルシア・ウルタド氏との共著として発表されました。

購入情報

ピラール・ロカ著『アンデスのテロ』は、Jesús María地区Gregorio Escobedo通り598番地にあるペダゴジカル書店にて販売中です。