南アメリカの歴史

オクラホマ州の大印章(グレート・シール)とは?デザインと歴史をわかりやすく解説

オクラホマ州の大印章とは

オクラホマ州の大印章(The Great Seal of the State of Oklahoma)は、アメリカ合衆国オクラホマ州の公式印章です。州の誕生と歴史を象徴する意匠が凝らされており、州の公文書の認証などに用いられる重要なシンボルとなっています。

制定の経緯

この大印章は、ロバート・L・オーウェン(Robert L. Owen)知事、ビル・クロス(Bill Cross)州務長官、ジョン・フランクリン・ハスケル(John Franklin Haskell)州財務官からなる印章委員会によって設計されました。そして、オクラホマが連邦に加盟した1907年11月16日に正式に採用されています。

中央部のデザイン

大印章は円形の構図で、中央に一つの情景が描かれ、その周囲を星と文字による縁取りが囲んでいます。

中央の場面には、向かい合って手をしっかりと握り合うネイティブ・アメリカンの男性と女性が描かれています。男性は羽飾りのついた頭飾りと腰布を身につけ、女性はフリンジ(房飾り)の施されたドレスを着ています。この握手は、先住民と開拓者の調和、そして新しい州の出発を象徴しているとされます。

二人の背後には昇る朝日が輝き、その下にはバイソン(野牛)が草を食む広大な草原が広がっています。これらはオクラホマの豊かな自然と大地を表現しています。

外周のデザイン

大印章の外周には、46個の五芒星が配置されています。これは、オクラホマが1907年に州となった時点で連邦を構成していた46州を表すものです。

また、縁取りには「Great Seal of the State of Oklahoma 1907」の文字が刻まれており、「Great Seal」が上部に、「State of Oklahoma 1907」が下部に記されています。

大印章の用途

オクラホマ州の大印章は、法律、布告、任命状などの公式な州文書の認証に使用されます。さらに、州旗や州の紋章、その他の公式な州の象徴にも採用されており、オクラホマ州のアイデンティティを示す重要なシンボルとして今日まで受け継がれています。