南北戦争で北軍を率いた名将として知られるユリシーズ・S・グラント(Ulysses S. Grant)。彼の昇進の経緯について、「准将(Brigadier General)」の階級に関する興味深い記録があります。
准将の階級は持っていなかった?
実は、当時大佐(Colonel)だったグラントは、准将の階級には就いていなかったとされています。准将を経由することなく、いきなり上位の階級へと昇進したのです。
リンカーン大統領による抜擢
1862年7月17日、エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)大統領による人事により、グラントは大佐から一足飛びに「少将(Major General)」へと昇進しました。通常の昇進ルートを飛ばした異例の抜擢であり、リンカーン大統領がグラントの軍事的才能を高く評価していたことを物語るエピソードとして知られています。