第29代アメリカ合衆国大統領ウォーレン・G・ハーディング(Warren G. Harding)の副大統領は、後に第30代大統領へと昇格することになるカルビン・クーリッジ(Calvin Coolidge)です。
ハーディング政権下での副大統領クーリッジ
ハーディングは1921年に大統領に就任し、マサチューセッツ州出身のカルビン・クーリッジが副大統領を務めました。クーリッジは「沈黙のカル(Silent Cal)」と呼ばれるほど寡黙な人物として知られていましたが、誠実で実務的な政治家として高い評価を受けていました。
ハーディングの急死とクーリッジの大統領就任
1923年8月、ハーディングは西海岸視察の途中、サンフランシスコで心臓発作により在任中に急死しました。この突然の死を受けて、クーリッジはバーモント州の自宅で父親の立ち会いのもと大統領就任宣誓を行い、静かに歴史的な瞬間を迎えました。
その後のクーリッジ政権
クーリッジは残りの任期を務めた後、1924年の大統領選挙で勝利し、1929年まで第30代大統領として在任しました。「アメリカ人のビジネスはビジネスである」という有名な言葉を残し、経済繁栄の時代とされる「ローリング・トゥエンティーズ」を象徴する指導者となりました。