火炎放射器の発明国はドイツ
火炎放射器(フレイムスローワー)を最初に発明したのは、20世紀初頭のドイツです。ドイツ人技師リヒャルト・フィードラー(Richard Fiedler)が、1901年に世界で初めて火炎放射器の特許を出願したことで知られています。
リヒャルト・フィードラーと「フラーメンヴェルファー」
フィードラーが開発した装置は、ドイツ語で「Flammenwerfer(フラーメンヴェルファー)」と呼ばれました。圧縮ガスの圧力を利用して可燃性液体を噴射し、点火装置で炎として放つという仕組みで、これが現代の火炎放射器の原型となりました。
第一次世界大戦での実戦投入
ドイツ軍はこの新兵器に着目し、1911年には専門の火炎放射部隊を編成しました。そして第一次世界大戦中の1915年、西部戦線において火炎放射器が初めて実戦で使用され、塹壕戦における強力な攻撃手段として敵に大きな衝撃を与えました。
各国への波及
ドイツによる実戦投入後、イギリス、フランス、アメリカなど各国も独自の火炎放射器の開発に乗り出しました。以降、火炎放射器は要塞や塹壕、掩体壕の制圧用兵器として各国軍に広く採用されることになります。
このように、火炎放射器の歴史は、1901年にドイツ人技師リヒャルト・フィードラーが出願した一つの特許から始まったのです。