南アメリカの歴史

1961年のアメリカ・クォーター(25セント硬貨)は銀製?組成と歴史をわかりやすく解説

1961年のクォーターは銀でできているのか?

結論から言うと、はい。1961年に鋳造されたアメリカ合衆国のクォーター(25セント硬貨)は、銀90%・銅10%の合金で作られた、いわゆる「シルバークォーター」です。

1965年に組成が変更された理由

ただし、銀を主体としたこの組成は永続しませんでした。1960年代に入ると銀価格の高騰が進み、硬貨の金属価値が額面を上回る事態が発生。その結果、1965年にアメリカ造幣局はクォーターおよびダイム(10セント硬貨)の素材を、銀を一切含まない銅ニッケルクラッド材へと変更しました。

新しいクラッド硬貨は、純銅のコアを銅75%・ニッケル25%の合金層で挟んだ三層構造を採用しており、外見は従来の銀貨に非常に似ていますが、実際には銀は含まれていません。

銀貨とクラッド貨の見分け方

  • 1964年以前のクォーター: 銀90%・銅10%のシルバー硬貨
  • 1965年以降のクォーター: 銅ニッケルクラッド(銀なし)
  • 側面の縁の色や、指で弾いたときの澄んだ響きの違いでも判別できます

まとめ

1961年のクォーターは本物の銀貨であり、現在では銀の地金価値により額面を超える価値を持つことがあります。一方、1965年以降に発行されたクォーターに銀は含まれていないため、収集や投資目的で探す場合は、必ず発行年を確認するようにしましょう。