リンカーンは共和党の党員であり、新しい領土への奴隷制の拡大に反対していた。彼の選挙は、南部の奴隷所有州からの権力の移行を示唆しており、南部の奴隷所有州は、自分たちの利益が連邦政府によって保護されなくなることを恐れていた。
リンカーンの勝利の余波で、南部の7州が連邦から脱退し、アメリカ南部連合を結成した。南部連合の指導者らは、各州が自分たちの権利が侵害されていると感じた場合には米国から離脱する権利があると主張した。
北軍は南軍の正当性を認めず、反乱の鎮圧に動いた。続いて起こった南北戦争は4年間続き、その結果南部連合が敗北し、奴隷は解放された。