南アメリカの歴史

中部植民地の家族は自由時間をどう過ごしていた?当時の余暇活動12選を徹底解説

18世紀のアメリカ中部植民地(ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニア、デラウェア)では、人々は労働の合間に自由時間を大切にし、家族でさまざまな活動を楽しんでいました。本記事では、当時の家族の余暇の過ごし方を12のカテゴリーに分けて詳しくご紹介します。

1. 家族でのレジャー活動

ピクニックと屋外ゲーム: 家族はピクニックを開き、クリケット、コイツ(輪投げ)、ナインピンズ(ボウリングの原型)などのアウトドアゲームを楽しみました。心地よい気候の中で過ごす時間は、家族の絆を深める貴重な機会となっていました。

2. 文化芸術としての音楽

自作の楽器と合唱: 多くの家庭ではバイオリンやフルートなどの楽器を自作し、家族で演奏を楽しんでいました。賛美歌や伝統的な民謡、バラードを歌うことで、家族間の情緒的なつながりを一層強めていました。

3. 語り部と民話の伝承

暖炉を囲む夜の語らい: 夜になると家族は暖炉を囲み、物語や民話、個人の経験談を語り合いました。口承による語りは、文化的伝統を次世代へ受け継ぐ重要な手段でした。

4. 家庭の改良プロジェクト

建築と修繕: 中流階級の家庭は自宅に誇りを持っており、家族総出で家の改修に取り組むことがよくありました。家具の製作や修理、日用品の手作り、住空間の美化などを通じて、実用性と美しさを両立させていました。

5. 読書と教育への関心

図書館と書籍: 中流階級の家庭では読書が奨励され、多くの町に貸出図書館が設立されました。文学、宗教書、暦(アルマナック)、新聞などを読んで知識を広げることが、教養ある市民としてのステータスにもつながっていました。

6. 狩猟と釣り

アウトドア活動: 男性たちは狩猟や釣りなどのアウトドア活動に頻繁に参加し、家族の食料を確保すると同時に、自然とのつながりを深めていました。

7. 身近なレジャー旅行

近距離の旅: 家族は近隣の町や都市へ日帰りや短期の旅行に出かけることもありました。新しい環境に触れ、他の人々と交流できる絶好の機会でした。

8. 社交の場への参加

地域コミュニティの行事: 中部植民地はコミュニティ意識の高さで知られ、家族は社交の集まり、宗教的な祭事、町の集会に積極的に参加していました。これらの行事は情報交換や意見共有の場として機能していました。

9. 宗教活動

礼拝と聖書研究: 家族は定期的に教会へ通い、宗教活動に参加することが生活の中心でした。聖書研究、祈り、礼拝への出席は、自由時間における重要な営みでした。

10. 園芸と家庭菜園

庭仕事: 多くの家庭がキッチンガーデン(家庭菜園)を持ち、野菜、ハーブ、果物を栽培していました。この活動は食料の自給自足を可能にするだけでなく、自然との調和をもたらしました。

11. 工芸と趣味

職人技と手工芸: 男性も女性も、木工、刺繍、キルティング、編み物などの手仕事に取り組んでいました。手工芸は自己表現の手段であると同時に、日常生活に必要な品々を作る実用的な方法でもありました。

12. 音楽とダンス

楽器と娯楽: 家族は自前の楽器を使って小さな音楽会を開催することもありました。また、ジグ、リール、コティヨンといった伝統舞踊は、祝祭や集まりの場で広く親しまれていました。

まとめ

中部植民地の家族たちは、これらの多彩な活動を通じて絆を深め、強固な家族のつながりを育んでいました。限られた資源の中でも創意工夫を凝らした余暇の過ごし方は、現代の私たちにとっても多くの示唆を与えてくれるでしょう。