南アメリカの歴史

1914年のアメリカ20ドル銀券の価値はいくら?実は発行されていない理由を解説

1914年の20ドル銀券は発行されていない

「1914年のアメリカ20ドル銀券の価値はいくらか?」という疑問への答えは、少し意外なものです。1914年には、20ドル額面の銀券(シルバー・サーティフィケート)は発行されていません。その年号の20ドル銀券自体が存在しないため、市場価値を査定することができないのです。

そもそも銀券(シルバー・サーティフィケート)とは?

銀券はアメリカ合衆国が発行した紙幣の一種で、「銀と引き換え可能」だったことからこの名前が付きました。保有者は希望すれば、紙幣を政府機関に持ち込み、同額の銀(銀貨や銀地金)と交換することができました。現在の連邦準備券(FR紙幣)のように法定通貨としての信用だけで流通するのではなく、貴金属による裏付けを持っていた点が最大の特徴です。

銀券の発行期間と額面の種類

銀券は1878年から1964年にかけて発行され、この間に以下の額面が登場しました。

  • 1ドル
  • 2ドル
  • 5ドル
  • 10ドル
  • 20ドル
  • 50ドル
  • 100ドル
  • 500ドル
  • 1,000ドル

ただし、すべての額面が常に発行されていたわけではありません。20ドル銀券は主に1878年〜1891年頃の大型紙幣の時代に発行されたものであり、1914年当時の銀券は1ドル、5ドル、10ドルなどが中心でした。

1914年の20ドル紙幣を持っている場合は?

もし手元にあるのが「1914年」の年号入りの20ドル紙幣であれば、それは銀券ではなく連邦準備券である可能性が高いといえます。1914年は連邦準備制度の発足当初にあたり、初代の連邦準備券が発行された年でもあります。古い紙幣の価値を調べる際は、「紙幣の種類(銀券か連邦準備券か)」「発行年とシリーズ」「保存状態」の3点を確認するのが基本です。

まとめ

1914年銘の20ドル銀券は存在しないため、その価値を評価することはできません。ただし、同年発行の20ドル連邦準備券などはコレクター市場で取引されることがあります。正確な価値を知りたい場合は、専門の鑑定業者や紙幣カタログを活用するとよいでしょう。