南アメリカの歴史

バーゴイン将軍の降伏はいつ、どこで行われたのか?サラトガの戦いを徹底解説

ジョン・バーゴイン将軍率いるイギリス軍の降伏は、1777年10月17日、ニューヨーク州サラトガ(現在のスカイラービル付近)で行われました。降伏を受け入れたのは、アメリカ大陸軍の北方面司令官であるホレイショ・ゲイツ将軍です。

サラトガの戦いとは?

サラトガの戦いは、アメリカ独立戦争(1775年〜1783年)における決定的な転換点となった戦役です。バーゴイン将軍はカナダからシャンプレーン湖とハドソン川沿いに南下し、ニューイングランド地方を他の植民地から切り離すという大胆な作戦を実行しました。

二度の激戦

この戦役では、主に次の二つの戦闘が行われました。

  • フリーマンズ・ファームの戦い(1777年9月19日):イギリス軍が戦術的には優勢でしたが、大きな損害を被り、進撃の勢いを失いました。
  • ベミスハイツの戦い(1777年10月7日):ベネディクト・アーノルドらの奮戦により、大陸軍が決定的な勝利を収めました。

約6,000名のイギリス軍が降伏

補給線を断たれ、退路も塞がれたバーゴイン将軍は、約5,700〜6,000名の将兵とともに降伏しました。両軍は「サラトガ協定」と呼ばれる降伏条件に合意し、イギリス兵は武装を保持したままボストン経由で本国へ帰還する予定でしたが、大陸会議はこの協定を批准せず、多くの兵士はそのまま捕虜として抑留されることになりました。

独立戦争の運命を変えた勝利

サラトガでの圧倒的な勝利は、単なる一つの戦果にとどまらず、歴史の流れを大きく変えました。この勝利を目の当たりにしたフランスは、アメリカとの同盟条約(1778年)を締結し、正式に独立戦争へ参戦します。これにより、イギリスは世界的な戦争を強いられることになり、最終的なアメリカ独立の実現へと大きく前進したのです。