南アメリカの歴史

ジョン・サッターがカリフォルニア・ゴールドラッシュにもたらした最重要の貢献とは?

ジョン・サッター(John Sutter)がカリフォルニア・ゴールドラッシュに関して行った最も重要なことのひとつとして挙げられるのが、アメリカン川流域のコロマ(Coloma)に製材所を建設したことです。

金発見の舞台となった製材所

1848年1月、サッターのためにこの製材所の建設作業に従事していたジェームズ・W・マーシャル(James W. Marshall)が、川の水路でキラリと光る金属片を発見しました。それこそが天然金だったのです。

ゴールドラッシュの引き金

この金の発見は瞬く間に広まり、世界中から数十万人もの人々が一攫千金を夢見てカリフォルニアへと押し寄せるきっかけとなりました。こうして始まったのが、歴史に名を刻むカリフォルニア・ゴールドラッシュです。

皮肉なことに、サッター自身はこの発見によって富を得るどころか、殺到する移民たちによって土地や財産を奪われ、破産へと追い込まれてしまいました。しかし、彼が建設したあの小さな製材所が、アメリカ西部開拓史における最大の転換点のひとつを生んだことは間違いありません。