ヨーロッパの歴史

オスマン帝国がビザンツ領土を征服したのはいつ?征服の歴史をわかりやすく解説

オスマン帝国によるビザンツ帝国(東ローマ帝国)領土の征服は、14世紀に本格的に始まり、1453年のコンスタンティノープル陥落によって完了しました。

14世紀:征服の開始

オスマン帝国はアナトリア半島西部を拠点として勢力を拡大し、14世紀に入るとビザンツ領への侵攻を活発化させました。1326年にはブルサを、1354年にはダーダネルス海峡を越えてヨーロッパ側のガリポリを獲得し、バルカン半島進出への足掛かりを築きます。さらに1360年代にはエディルネ(アドリアノープル)を攻略し、ここを事実上の新都として統治体制を強化しました。

1453年:コンスタンティノープル陥落

征服の最終段階となったのが、1453年4月から5月にかけて行われたコンスタンティノープル包囲戦です。若きスルタン・メフメト2世率いるオスマン軍は、巨大な攻城砲を用いた約2か月に及ぶ攻囲の末、同年5月29日に都市を陥落させました。これにより千年余りの歴史を持つビザンツ帝国は滅亡し、オスマン帝国はその領土と遺産を継承することとなりました。

まとめ

つまり、オスマン帝国のビザンツ領土征服は14世紀に開始され、1453年のコンスタンティノープル陥落をもって完了したのです。この出来事は中世と近世の転換点とされ、交易路や政治情勢の変化を通じてヨーロッパ史にも大きな影響を与えた、世界史上の重要な転機の一つとされています。