ヨーロッパの歴史

ユネスコはいつ設立された?創設の日付と歴史をわかりやすく解説

ユネスコ(UNESCO)は、1945年11月16日に設立された国際連合の専門機関です。正式名称は「国際連合教育科学文化機関」(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)といい、本部はフランス・パリに置かれています。

ユネスコ設立の背景

ユネスコは、第二次世界大戦の惨禍を二度と繰り返さないという強い願いのもとで生まれました。戦争の防止には武力だけでなく、教育や科学、文化を通じた国際的な相互理解が不可欠であるとの理念から、1945年11月16日、各国代表によってユネスコ憲章が調印されました。

その後、憲章の批准が進み、1946年11月4日にユネスコは正式に発足しました。日本は1951年に加盟し、現在では190以上の国と地域が参加する世界的な組織へと成長しています。

ユネスコの主な活動

世界遺産の保護

ユネスコといえば「世界遺産」が最も有名です。人類共通の貴重な文化遺産や自然遺産を登録し、後世に守り伝えるための活動を行っています。

教育の推進

世界中のすべての人々に質の高い教育を提供することを目標に、識字率の向上や初等教育の普及など、教育分野での国際協力を推進しています。

科学と文化の振興

科学技術の平和利用や文化交流の促進にも力を入れており、無形文化遺産の保護や記録遺産(世界の記憶)の登録など、幅広い活動を展開しています。


このようにユネスコは、設立から今日に至るまで、「戦争は人の心の中で生まれるものであるため、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という憲章の精神を受け継ぎ、世界の平和と発展に貢献し続けています。