ヨーロッパの歴史

第二次世界大戦とホロコーストはいつ起きたのか?主要出来事の完全年表

第二次世界大戦は1939年から1945年にかけて行われ、人類史上最悪の悲劇の一つとなりました。この記事では、第二次世界大戦およびホロコーストの主要な出来事を、年代順にわかりやすく整理してご紹介します。

1933年〜1939年:ドイツにおけるナチズムの台頭

  • 1933年:アドルフ・ヒトラーがドイツ首相に就任
  • 1933年〜1934年:ナチスによる権力掌握が進み、政治的な反対勢力への弾圧が強まる
  • 1935年:ニュルンベルク法が成立し、ユダヤ人から市民権と基本的な権利が剥奪される
  • 1936年:ベルリンオリンピック開催。ナチスはこれをドイツの優越性を宣伝するプロパガンダの舞台として利用
  • 1938年:「水晶の夜(クリスタルナハト)」と呼ばれる、ユダヤ人に対する暴力的な迫害事件がドイツ全土で発生
  • 1939年:ナチス・ドイツがポーランドへ侵攻し、第二次世界大戦が勃発

1939年〜1941年:戦争の初期段階

  • 1939年9月1日:ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まる
  • 1939年9月3日:イギリスとフランスがドイツに宣戦布告
  • 1940年〜1941年:ドイツ軍がフランス、ベルギー、オランダなど欧州各地を相次いで占領
  • 1941年:ソ連侵攻作戦「バルバロッサ作戦」が発動される
  • 1941年:アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所で、ユダヤ人を対象としたガスによる大量殺害が開始される

1942年:転換点と虐殺の激化

  • 1942年1月20日:ヴァンゼー会議が開催され、ナチス指導部が「最終的解決(ユダヤ人絶滅計画)」について協議
  • 1942年2月〜4月:ユダヤ人の絶滅収容所への大量移送が本格的に始まる
  • 1942年夏〜秋:アウシュヴィッツ=ビルケナウにおける大量殺戮がピークに達する

1943年〜1945年:連合軍の反攻と解放

  • 1943年11月22日〜28日:テヘラン会談が開催され、連合国の首脳陣が対独戦略を協議
  • 1944年6月6日:ノルマンディー上陸作戦(D-Day)。連合軍がフランス北部に上陸し、戦局の大きな転換点となる
  • 1944年7月20日:ヒトラー暗殺未遂事件が起こるも失敗に終わる
  • 1944年8月:連合軍によってパリが解放される
  • 1945年1月27日:ソ連軍がアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所を解放
  • 1945年4月30日:ヒトラーがベルリンの地下壕で自殺
  • 1945年5月8日:ドイツが無条件降伏し、ヨーロッパでの戦争が終結
  • 1945年8月6日・9日:広島と長崎に原子爆弾が投下される
  • 1945年8月15日:日本が降伏を表明
  • 1945年9月2日:日本が降伏文書に調印し、第二次世界大戦が全世界において正式に終結

戦後の処理:ニュルンベルク裁判

戦争終結後、連合国はナチス・ドイツの指導者たちを裁くため「ニュルンベルク裁判」を開催しました。この裁判では、戦争中に犯された戦争犯罪、人道に対する罪、平和に対する罪が追及され、近代国際法における戦犯裁判の重要な先例となりました。