第二次世界大戦における三国の共通点
ソビエト連邦(ロシア)、イタリア、イギリス(グレートブリテン)に共通するのは、いずれも第二次世界大戦中にナチス・ドイツと戦った歴史を持つという点です。ただし、三国が同じ陣営に属していた時期は限られており、それぞれの参戦の経緯は大きく異なります。
連合国の中核を担ったソ連とイギリス
ソ連とイギリスは、連合国(Allied Powers)の中核を担う主要国でした。イギリスは1939年の開戦当初からドイツと戦い、1941年6月にドイツがソ連へ侵攻すると、ソ連も連合国側に加わりました。以降、両国はアメリカなどとともに対独戦の主軸となり、戦争の帰趨を左右する存在となります。
枢軸国から離脱し、対独参戦したイタリア
一方、イタリアは当初、ドイツや日本とともに枢軸国(Axis Powers)の一員として戦っていました。しかし1943年9月、ムッソリーニ政権の崩壊を受けて連合国に降伏し、同年10月にはドイツに対して宣戦布告しました。以降、イタリアは連合国側の「共同交戦国」として、自国北部を占領するドイツ軍との戦いに参加することになります。
1945年、連合国の勝利で終戦
このように、出発点こそ異なるものの、最終的には三国すべてがドイツと敵対する立場で戦争を終えました。連合国は1945年5月にヨーロッパでの戦争に勝利し、同年9月の日本の降伏により、第二次世界大戦は全面的な終結を迎えたのです。