アメリカ合衆国の最初の統治文書であった連合規約(Articles of Confederation)は、1789年にアメリカ合衆国憲法へと正式に置き換えられました。
憲法の批准と発効の流れ
新しい憲法は、1788年6月21日にニューハンプシャー州が9番目の批准州となり、規定の州数に達したことで正式に批准されました。その後、1789年3月4日をもって憲法が発効し、ここに連合規約による統治の時代は終わりを迎えたのです。
なぜ連合規約は廃止されたのか
連合規約の下では、中央政府に課税権や強制力がなく、各州がほぼ独立した国家のように振る舞っていました。そのため財政の安定や国防、州間の調整などに大きな限界があり、より強力な中央政府を作る必要性が高まっていました。こうした背景から1787年の制憲会議が開かれ、新憲法の制定へとつながりました。
まとめ
連合規約から憲法への移行は、アメリカが緩やかな州の連合から、中央政府を持つ統一国家へと進化した重要な転換点でした。批准は1788年6月21日、発効は1789年3月4日というのが、この歴史的変化を示す鍵となる日付です。