古代の歴史

自由フランス第1師団(第1DFL)――第二次世界大戦で自由フランス軍の中核を担った歩兵師団

自由フランス第1師団(第1DFL)――第二次世界大戦で自由フランス軍の中核を担った歩兵師団

部隊概要

種別:歩兵師団
装備:当初はフランス製、その後イギリス製、最終的にアメリカ製
主な戦歴:ダカール、ガボン、エリトリア、シリア、ビル・ハケイム、エル・アラメイン、チュニジア、イタリア、プロヴァンス、ヴォージュ、アルザス、オーティオン

歴代師団長

  • ラウル・マグラン=ヴェルネレ(通称:モンクラール)
  • ポール・ルジャンティヨム
  • マリー=ピエール・ケーニグ
  • エドガール・ド・ラルミナ
  • ディエゴ・ブロッセ
  • ピエール・ガルベ

自由フランス第1師団(1re Division Française Libre、略称:第1DFL)は、第二次世界大戦中における自由フランス軍の主力部隊であった。

歴史

第1DFLは1943年2月1日に正式に編成され、1945年8月15日に解隊された。しかし、この歩兵師団の歴史は、その退役軍人たちにとって1940年の夏にまで遡る。自由フランス遠征軍団の名の下、1940年9月のダカール上陸作戦に参加し、続く同年10月から11月にかけては、ガボンを自由フランス側へ帰順させた。

その後、自由フランス東方旅団としてモンクラールの名で知られるマグラン=ヴェルネレ大佐の指揮下でエリトリア戦線に転戦し、1941年2月20日のクブクブの戦い、ケレンの戦い、さらに同年4月8日のマッサワ攻略で勝利を収めた。

1941年6月には、自由フランス第1軽師団としてルジャンティヨム将軍の指揮下でシリアに進入し、ヴィシー政権に忠誠を誓うフランス軍と交戦した。そして同年6月21日、ダマスカスへの凱旋入城を果たしている。

この戦役の後、師団は一旦解隊され、二つの自由フランス旅団として再編成された。ケーニグ将軍が指揮を執る第1自由フランス旅団(第1BFL)は、1942年5月26日から6月11日までのビル・ハケイムの戦いでその名を轟かせた。

第2旅団および自由フランス機動縦隊は、イギリス第8軍隷下の西部砂漠フランス軍を構成した。第1旅団は1942年10月のエル・アラメインの戦いに参加し、第2旅団もこれに加わったものの、比較的限定的な役割にとどまった。

この二つの旅団に、ジブチから到着した第三の部隊を加えて、1943年2月1日にラルミナ将軍の指揮下で第1DFLとして統合された。同師団は1943年5月、タクルナの戦いにおいてチュニジア戦役の終結に貢献した。

1943年6月には、北アフリカ軍からの志願者が多数その隊列に加わった。しかしジロー将軍の要請により、師団は約2ヶ月半リビア砂漠に留め置かれることとなった。ルクレール将軍率いる第2DFLも同様の措置を受けた。

両フランス軍の統一後の1943年8月1日、師団は正式に第1自動車化歩兵師団、次いで第1行進歩兵師団(第1DMI)と改称された。それでも、隊員たちの間では、また多くの文献においても「第1DFL」の名称が引き続き用いられ続けた。

ディエゴ・ブロッセ将軍の指揮の下、師団はフランス遠征軍団に配属され、1944年春のイタリア戦役に参加した。

B軍と共に1944年8月15日にプロヴァンスへ上陸すると、師団はヴォージュ地方へと進撃した。しかしそこで、ブロッセ将軍は1944年11月20日に事故により殉職した。後任のピエール・ガルベ将軍は師団を率いてアルザス戦役に臨み、1945年1月上旬のストラスブール防衛で決定的な役割を果たし、その後は南アルプス方面で終戦の日々まで戦い抜いた。

4,000名の戦没者を祀る48の墓地が、師団の戦いの足跡を今に伝えている。所属部隊のうち8個部隊が解放勲章コンパニオンを受章した。また、4人の戦没者が、軍服姿の戦士たちを象徴する存在として、モン・ヴァレリアンの「戦うフランス記念碑」に眠っている。碑には次のように刻まれている。「我々はここに、1939年から1945年まで、息子たちが自由なフランスのために戦ったことを、歴史の前に証するためにある」。

第1DFLに所属した部隊

戦闘部隊

  • 第1海兵歩兵連隊
  • 第1戦車中隊(後に第2機甲師団隷下の第501戦車連隊へ)
  • 第1モロッコ・スパヒ行進連隊
  • 第11胸甲騎兵連隊
  • 第1砲兵連隊
  • 第21アンティル高射砲群
  • 第1工兵大隊
  • 外人部隊第13半旅団
  • 第22北アフリカ大隊
  • 第1、第2、第3、第4、第5、第11行進大隊
  • 海兵・太平洋歩兵大隊(BIMP)
  • 第21、第24行進大隊
  • 第4対戦車中隊

後方支援部隊

  • 第50司令部中隊(第51、第52中隊を含む)
  • 第101自動車中隊(第102、第103、第105中隊を含む)
  • 第1通信大隊
  • 第9師団整備中隊(第1、第2、第3重工作班を含む)
  • 第1道路交通派遣隊
  • 師団憲兵隊(Prévôté)
  • 師団兵站部
  • ハッドフィールド=スピアーズ救護部隊
  • 軽外科移動医療班