1863年に発行されたとされる大型のリバティ・フロウイングヘア(自由の女神・たなびく髪)1セント硬貨は、保存状態によっておよそ250ドル〜650ドルの価値があるとされています。コレクターズマーケットでは、硬貨の状態を示す「グレード(等級)」が価格を左右する最も重要な要素となります。
グレード別の価値目安
以下は、1863年リバティ・フロウイングヘア1セント硬貨のグレードごとの評価額の目安です。
- Good(グッド):250ドル〜350ドル
- Very Good(very good/非常に良い):350ドル〜450ドル
- Fine(ファイン/美品):450ドル〜550ドル
- Very Fine(very fine/極めて良い):550ドル〜650ドル
- Extremely Fine(extremely fine/超美品):650ドル以上
グレードが高いほど価値も上昇
コインの表面の摩耗や傷、細部の残存具合によってグレードが判定され、同じ年号の硬貨でも状態次第で価格に大きな差が生じます。特に「Extremely Fine」以上の高グレードのコインは希少性が高く、オークションでは想定を上回る価格がつくこともあります。
取引前には真贋の確認を
なお、アメリカ合衆国の大型セント(ラージセント)の鋳造は1857年に終了しているため、「1863年」という年号の大型セントが本物として流通することは通常ありません。そのため、こうしたコインを売買する際は、模造品や偽造の可能性を考慮し、PCGSやNGCなどの第三者鑑定機関による真贋鑑定を受けることを強くおすすめします。鑑定済みスラブケース入りのコインであれば、より安心して取引でき、市場での評価額も安定します。